生後10カ月になった次女Mを見ていると、生後1年ごろの長女Kや長男Aのことが頭に浮かびます。「そうだ、忘れていたけれども、KもMもこうだった」などと思い出すのです。記録しておかないと、子供の成長についてはどんどん忘れていますす。その意味でMは大活躍です。
そこで、極めて個人的な話ですが、最近の3人の成長についてこの場を借りてちょっとだけ記録しておこうと思います。
まずはM。3月6日付で「バナナとリンゴをかじる」と書きましたが、その後は急ピッチで「食べる」ことを覚えています。バナナばかりか、クラッカー、食パンの耳、ブドウ、オレンジなども、手当たり次第口の中へ放り込んでいます。けさはフレンチトーストを食べていました(もちろんシロップなしです)。
続きを読む "子供の成長を覚えているか?" »
きのうの夕方、長女Kの同級生キアナが「Kはいる? これからボールで遊ぶんだ」と言いながら、わが家に飛び込んできました。いつものようにはだしでした。
キアナのすぐ後からは、ボールを持った両親も姿を現しました。お父さんのケニーとお母さんのサラです。「天気がいいから芝生の上でボール蹴りでもやろうと思って」。2人ともキアナ同様にはだしでした。

小学校から帰宅したばかりのKは大喜び。隣に住む同級生ジェニファーも誘って、集合住宅の中央にある中庭へ飛び出しました。ただ、Kもジェニファーも靴を履きました。ちなみに、ジェニファーは南カリフォルニア人ではなく韓国人です。
2月24日付の「カリフォルニアで傘を買う」という記事では、南カリフォルニア人はあまり傘を持たないと書きました。それに加えて、はだしのままで外を歩く習慣もあるようです。
続きを読む "南カリフォルニア人ははだしで生活" »
今、子供の保育費に月に約17万5000円もかけています。家賃よりも大きく、大変な出費です。
具体的には、長男Aと次女Mの保育園に合わせて1465ドル、小学1年生の長女Kの学童保育に320ドル払っています。これだけ負担することで、平日の昼間は妻は大学で勉強し、わたしは家で仕事できるのです。
とはいえ、Mが病気になって保育園からしょっちゅう呼び出しがかかるので、予定が狂うのは日常茶飯事です。まともに仕事しようとすると、保育園に加えてベビーシッターを雇わなければなりません。現在、わが家には義理の父が助っ人として来てくれていますが、永久におじいちゃんやおばあちゃんに頼り続けるわけにもいきません。(ちなみに、きょうもMは熱を出して休んでおり、わたしは何も仕事ができません。)
日本でも夫婦共働きだったので、子供を保育園に預けていました。現在とほぼ同じで、朝8時台から夕方5時台まででした。最大の違いは保育費です。
続きを読む "子供3人の保育費は月17万5000円" »
先日、長女Kを預けているデイケア(学童保育)の指導員シェリーから次のように言われました。
「最近、Kはすごい。積極的に話をするし、読み書きも驚くほど上手にできるようになりましたよ。スペイン語を母国語にする学童でもここまで積極的に英語を話しません。ワンダーガール! まさに今、開花しているという感じ」
もちろん、シェリーは親を相手にしてやや誇張して話していたのでしょう。でも、妻も先日、小学校の担任ミセズ・ビーからこっそりと「実はKに国語(つまり英語のこと)の賞を授与しよと考えているんです。今は内緒にしておいてくださいね」と言われたのです。
Kは昨年9月、ABCも知らない状況で小学校1年生のクラスに放り込まれました。日本の保育園ではクラス委員のような性格でみんなをリードしていたのに、アメリカではいきなり「クラスの最後尾にいる無力な存在」に陥り、涙の毎日だったのです。
今思い出しても胸が痛む光景です。入学早々に撮った記念写真の中のKは、今にも泣き出しそうでありながら、無理に微笑んでいて、悲そうです。「トイレに行きたい」とも言えず、ショック状態に陥っていたのです。当時のKの状況については追って記したいと思います。
続きを読む "長女はワンダーガール!" »
きのう、妻がクレアモント大学院を代表する3人の1人に選ばれ、同大学院のドナー(支援者)を前にスピーチしました。新たな人生を切り開くため、夫婦ともに日本で仕事を辞め、家を売り、3人目の子供を生み、大きなリスクを取ってクレアモントへやって来た――こんな話をしたそうです。
タイミングよく、数週間前には妻はクレアモント大学院ドラッカースクールを代表して、ビジネススクールの全米
コンペティションに優勝したばかり。それも併せて報告できました。
妻は「スピーチを即席で用意したけれども、『いいスピーチだったよ』と言ってくれる人がいて、ホッとした」と言っていました。ただ、最も受けたのは、次女Mのパスポートには生後直後の顔写真が使われ、それが5年間有効という話だったそうです。
夫としては、妻の活躍はうれしい限りです。コンペの最中に2晩続けてMを自宅で預かり、協力した経緯もありますが、それよりも大きな理由があります。夫婦のワーク・ライフ・バランスを調整する目的に向け、一歩前進できたということです。
続きを読む "大学で妻がスピーチ、「ライフ」から「ワーク」へ一歩" »
きょうの夕食時、9カ月になった次女Mを膝の上で抱えながら食卓に座っていたら、Mは目の前にあるバナナに手を伸ばし、すぐに口に運びました。
「あれ? 大丈夫かな?」と思って見ていたら、Mは最初は変な表情を見せ、困惑気味。ところが、すぐに慣れて、どんどんかじり始め、モグモグ。前歯が少し生えているから、バナナは大丈夫なようです。
これまではやわらかい離乳食ばかり。バナナを食べさせる際にも、つぶしてやわらかくしてから与えていました。Mにとって、つぶしていない食物を自分の歯でかじって食べるのは初めてです。その感触を知ってMは明らかに興奮し、「アー、アー(もっとくれ、もっとくれという意味だと思います)」と言いながら、たくさんバナナを食べました。
その後、食卓を囲んでゲームをやることになり、今度はMはママの膝の上に。すると、ママが食べているリンゴを取り上げて、再びかじり始めました。調子に乗ってたくさんかじっていると、しばらくしてゴホゴホ。リンゴは堅くて喉を通らなかったようです。
たわいない出来事ですが、子供の成長を目撃できて、親としてはうれしいです。忙しいサラリーマンだったら、おそらく見逃していたことでしょう。そもそも、サラリーマンをやめていなければ、Mはこの世に生れていなかったかもしれません……。
出張中の3日夜、自宅から1度だけ電話がありました。4歳の長男Aからでした。
「パパ、何しているの?」
「仕事だよ」
「どこにいるの?」
「シカゴ」
「シカゴって何?」
会話を続けているうちに、Aが何かお土産を期待していることが判明しました。狙いは仮面ライダーのようです(アメリカでもアメリカ人の俳優を使ったテレビ番組『仮面ライダー』が放映されています)。せっかく電話してくれたのだからと思い、軽い気持ちで「何かおもちゃでも買っていくよ」と伝えました。ところが、電話を切った後、おもちゃのことはすっかり忘れてしまいました。
続きを読む "頭の中はおもちゃでいっぱい" »
実は、先週の水曜日に保育園から呼び出しがかかりました。次女のMが熱を出しているから、すぐにお迎えに来てほしいとの連絡でした。以来、Mはずっと家にいました。そのしわ寄せを受け、水、木、金はほとんど仕事ができなくなりました。水曜日に書くべき原稿を書けなくなるなど、苦労しました。
長女Kと長男Aが幼児のころを思い出します。ひっきりなしに保育園から呼び出しがかかり、お迎えに行かなければならなかったのです。当時はほぼ100%妻がお迎えに行っていましたが、現在はわたしがもろに影響を受ける立場にあります。
水曜日以降、妻は大学で忙しく、家ではもっぱら義父とわたしの2人がMの小守役。Mは調子が悪いから、常時「立っち抱っこ」していないと落ち着きません。床に置くと「ギャー」と泣き出すのです。
義父と代わり番こで抱っこすることもできません。義父が抱っこするとMは大騒ぎして、大声で泣くのです。とはいっても、わたしとしてもずっと「立っち抱っこ」を続けるわけにはいきません。疲れるのはもちろん、何もできなくなるからです。 うまく寝てくれればいいのですが、母乳がないのがつらいところ。
続きを読む "次女が病気で予定が狂う" »