子供たちはこれまで虫歯とはまったく縁がなかったのに、ついに長男Aが虫歯になってしまいました。きょう、妻がAの歯を磨いていたら、下の歯の奥歯が一部茶色くなっているのを発見。光を当てて汚れを取ると、歯が少しえぐれていました。
4重でショックです。第1に、歯医者でAに痛い思いをさせるかもしれません。第2に、夜寝る前に必ず歯を磨いてやっているというのに、虫歯を防げませんでした。第3に、歯科保険に入っていないから、治療費が高額になります。第4に、ただでさえ次女Mの病気で振り回されているなか、Aを歯医者に連れていくために貴重な1日がつぶれてしまいそうです。
これまでの記事でも書いてきたとおり、Aは保育園で一言もしゃべらず、今なおストレスが高い日々を送っています。そんなこともあり、大の甘党のAの要求にはできるだけ応えてあげるようにしてきました。つまり、日本にいた時よりもお菓子の制限を緩くしています。
それに加えて、アメリカではレストランに入ると、飲み物といえばコカ・コーラなど炭酸飲料ばかりという状況に置かれることも多々あります。アメリカはコカ・コーラの本家本元。アメリカに来てから子供たちの炭酸飲料の消費量が増えたのは間違いありません(実はわたし自身も、氷をたくさん入れて冷やしたコカ・コーラが好きです)。
Aが甘い物を頻繁に食べるのを容認しただけでなく、「スパイダーマン歯ブラシ」をよれよれになるまで使わせ、新しい歯ブラシをすぐに用意しなかったのも虫歯の原因かもしれません。親が忙しさにかまけて、歯ブラシを買い換えるのを先送りしていたのです。
これまで文字通り一日も欠かさず、一生懸命に子供たちの歯を磨いてきたというのに……。せめてもの救いは、長女Aの歯は非常にきれいで、虫歯の兆候は皆無だということです。