実は、先週の水曜日に保育園から呼び出しがかかりました。次女のMが熱を出しているから、すぐにお迎えに来てほしいとの連絡でした。以来、Mはずっと家にいました。そのしわ寄せを受け、水、木、金はほとんど仕事ができなくなりました。水曜日に書くべき原稿を書けなくなるなど、苦労しました。
長女Kと長男Aが幼児のころを思い出します。ひっきりなしに保育園から呼び出しがかかり、お迎えに行かなければならなかったのです。当時はほぼ100%妻がお迎えに行っていましたが、現在はわたしがもろに影響を受ける立場にあります。
水曜日以降、妻は大学で忙しく、家ではもっぱら義父とわたしの2人がMの小守役。Mは調子が悪いから、常時「立っち抱っこ」していないと落ち着きません。床に置くと「ギャー」と泣き出すのです。
義父と代わり番こで抱っこすることもできません。義父が抱っこするとMは大騒ぎして、大声で泣くのです。とはいっても、わたしとしてもずっと「立っち抱っこ」を続けるわけにはいきません。疲れるのはもちろん、何もできなくなるからです。 うまく寝てくれればいいのですが、母乳がないのがつらいところ。
そんな状況下、義父が大活躍。ご飯を用意してくれたほか、ベビーカーでMをちょくちょく散歩に連れ出してくれたのです。1度散歩に出ると、1時間以上は戻ってきません。Mは散歩が大好きなのです。
いろいろな景色を見ると、刺激を受けて楽しいのでしょう。ベビーカーで外に出ると、Mはすぐに泣き止むばかりか、30分もすると寝入ってくれるのです。義父がいなければ、原稿は書けなかったでしょう。
日曜日になり、Mはようやく調子を取り戻し、週明けのきょう、無事に保育園で預かってもらえました。週末も子供とずっと相手していたから、ほぼ5日ぶりにホッと一息つけました。午前中はスポーツジム「クレアモントクラブ」で久しぶりに汗を流し、リフレッシュできました。
リフレッシュできたのはいいのですが、ふと気がつくと、あすはシカゴまで取材で出張です。下準備もあまりしていないし、パッキングにも手をつけていません。あと数時間もすれば子供たちが家に戻ってきてしまいます。急がなければ……。